今日は症例ではなくて
豆知識をお話しようと思います💡
これを知っておくと
お怪我の際に自分に何が起きているのか
多少でも理解できると思います😄
自分に何が起きているのかが少しでもわかれば
安心材料になりますよね👍
何が起きてるのか?この先どうなるのかわからないから不安になるので、いらない不安は早々に手放せるようにしときましょ💪
今日のお題はタイトルの通り
腱と靭帯の違い☝️
これみなさん案外知らないでしょー?
この辺の知識を持っておくだけで
不要な固定やサポーターを売りつけられることも減るでしょうし、
無意味に筋肉つけましょう
とか
原因不明のオペ
も回避しやすいはず。。。笑笑
ではいってみよう!
まず「腱」ってなんだ?と。
腱というのはですね、
筋肉が細〜くなって骨にくっつくんですが
この細〜くなって骨にくっつく部分のことを
「腱」というのです💡
つまり関節を動かす働きなので
基本的に関節を補強しているわけではありません。
あくまで筋肉の一部といってもいいかしら?🤔
で、筋肉が伸びるとこの腱も一緒に刺激されるのですが
筋肉が伸ばされた時に
この腱が
「ダメだ!もう伸びれない!」
と感知して反射的に縮もうとするんですね😄
そして筋肉にも縮む作用が発生すると。
ストレッチするとイテテテ!ってなるのは
この腱の働きで筋肉が伸ばされているとこから縮もうとするからなのです☝️
これ以上は伸びなーーい!の合図ですね💡
なので
腱が切れた!
腱が傷ついた!
となると
筋肉の伸び縮みがうまくできなくなる、
腱が切れてしまえば筋肉そのものが動かせなくなるので
当然関節も動けない。
↑
ここ重要
さて次に「靭帯」☝️💡
よくスポーツ選手にが靭帯損傷で今期絶望
とか言われますが
靭帯というのは
骨と骨を繋いで関節を作るものです💡
関節ということは骨が2つないと関節にならないですよね?例えば膝でいうと🦵太腿の骨と脛の骨の2つないと
膝ができないわけです💡
でも2本の骨がただ縦に繋がってるだけでは
不安定極まりない
曲げた瞬間にポロッて折れちゃう
だから骨と骨を繋ぐ靭帯が必要なんですね💡
ただ、
腱は筋肉と骨を繋ぐものでも
靭帯は骨と骨を繋ぐもの
関節を動かすのは筋肉の働きですから
靭帯そのものに関節を動かす働きはありませーん!
なので靭帯が切れると
切れたことで出血するので炎症や腫れが起こりますが、炎症や腫れが引くと
大雑把に言えば筋肉は無事なので
ななんと
動かせてしまうのです😱
でも靭帯は関節を繋ぐ補強パーツですから
補強パーツがない状態で動かすと
関節がズレたり、外れたりしやすいのです😱
だからスポーツ選手で靭帯を痛めた場合は
筋肉をつけて少しでも関節の補強をしようとするわけですね💡
ただあくまで筋肉は関節を動かすためのものなので
どれだけ補強してもやはり靭帯がある場合に比べて
機能的には劣る
だから一度靭帯損傷をしてしまうと
その後のパフォーマンスがガクッと下がりやすいのです😭
切れた靭帯はくっつかないので
(輪ゴムが切れたのと同じです)
この時ばかりはオペが必要になるか
先程いったように筋肉で補強をしていき、
保存治療してくということになるのです💡
これが腱と靭帯の違いです😄💡
うーん、なかなかいい講義をしてしまった!笑
これでみなさんスポーツニュースで
怪我のお話をきいてもダイジョーブ!
時たま豆知識も投稿してきますね!
ではまた!
筆頭治療認定師